【スシロー】10月米国1号店を“NYタイムズスクエア”に出店へ。海外拡大戦略が加速、株価は高値圏でもみ合い

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回転ずし大手・FOOD&LIFE COMPANIESは、米ニューヨーク・タイムズスクエアで「スシロー」米国1号店を10月に開業する

F&LCは中期経営計画で海外事業の拡大継続と売上比率35%を最重要課題に掲げており、今回の出店はその一環に位置づけられる。7月には、海外店舗数が直営展開により300店舗に到達したことも公表している

出店予定地はマンハッタン区タイムズスクエア・エリア(8th Avenue and 42nd Street)で、地下1階〜2階の3フロア構成。1・2階に約150席の回転ずしフロア、地下1階に個室を設け、すし・サイド・デザート・ドリンクなど約100種類以上のメニューを揃える。スシローは1984年創業で、日本の回転ずし業界14年連続売上高首位、2026年4月末時点で世界948店舗を展開する。

8月31日にはニューヨーク現地でメディア向け説明会が開かれ、開業時期や価格の詳細が明らかになったという。価格は1皿2貫で5・6・8・10ドルの4段階、サーモンやマグロ、エビ、ホタテなどのにぎりは5ドル(約800円)から、大トロは10ドルとし、皿の色で価格帯を分ける。

ニューヨーク限定メニューも用意し、チップは不要とする方針。座席の大型ディスプレーから注文する仕組みは日本の店舗と同様となる。

業績面では、2026年8月7日開示の2026年9月期第3四半期決算短信(2025年10月〜2026年6月累計)によると、連結売上収益は3904億21百万円(前年同期比24.7%増)、営業利益420億22百万円(同43.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益265億78百万円(同47.1%増)だった。

海外スシロー事業の売上収益は1506億38百万円(同61.8%増)、セグメント利益203億68百万円(同83.2%増)と大きく伸び、中国大陸で100店舗を達成するなど海外の出店ペースが業績を押し上げた。

この決算にあわせて通期の連結業績予想も売上収益5050億円、営業利益505億円へと上方修正されている。なお同社は2026年7月1日付で株式1株を2株に分割している

Trading View提供「FOOD & LIFE COMPANIES」(3563)株価チャート(6カ月)
Trading View提供「FOOD & LIFE COMPANIES」(3563)株価チャート(6カ月)

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株価は、8月末から9月上旬にかけて6000円前後まで上昇し、高値圏でのもみ合いが続いている。スシローのニューヨーク出店が9月1日に報じられたことも、米国初進出が具体化した材料として、直近の株価上昇を後押しする要因の一つとして挙げられている。開店後の実際の集客動向が、今後の業績・株価両面での焦点になりそうだ。

※本記事は、事例として取り上げた金融商品の売買を勧めるものではありません。本記事に記載した情報によって読者に発生した損害や損失に関しては、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。

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