洪水被害のネパール・中国国境、地滑りで新しい「湖」形成 二次災害の恐れ

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(CNN) 洪水で大きな被害が出た中国のチベット自治区キドン県は依然、地滑りや土石流、鉄砲水の危険性に直面している。今後3日間にわたって降雨が見込まれるうえ、崩落した土砂が水の流れをせき止め、不安定な「ダム」を形成しているためだ。中国国営メディアが報じた。

中国国営中央テレビ(CCTV)が放映したドローン(無人機)映像には、地滑りの跡地に湖が形成されつつある様子が映っている。場所は中国のギロン港に近いが、国境のネパール側に位置する。水がせき止められて新たに湖ができ、拡大しているという。

CCTVによると、湖には推定200万立方メートルの水がたまっているとみられ、既にあふれ始めている。今後3日間でさらに300万立方メートルの水が湖に流れ込む見込みで、決壊のリスクは高い。

CCTVは、気象条件が「今後の救助活動に大きな困難」を突き付けていると報じた。

地元の中国軍関係者は26日夜、CCTVに対し、地滑りの危険性があることから、一部の部隊が指揮センターに待機していると語った。

この関係者は「険しい崖に沿って道路が走っているので、我々の周囲の山の斜面はいまにも崩落する可能性がある。土石流が再発するリスクもある」と指摘している。

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