朝、カーテンを開けると窓ガラスがびっしょり濡れている——。そんな季節が始まりました。
結露を拭かずに放っておくと、窓のゴムパッキンなどに黒い点が現れ、やがて線のようにつながっていきます。
この黒い点の正体は「カビ」です。
カビが好む環境
東京都の「健康・快適居住環境の指針」によると、都の調査(2016年度)では、過去3年間に結露が出た世帯のうち83.8%は「窓のみ」でした。
冬は窓ガラスや北側の壁、押し入れなどが結露しやすく、結露した水が原因でカビが生えることがあるとしています。
また、カビが好む環境については、「温度:20~35℃前後」「湿度:70%以上」を挙げています。
手アカなどによる汚れ、石けんのカス、壁紙及び壁紙のノリ、結露した水、加湿器の水などがカビの栄養源になるそうです。
都は、室内を漂うカビの胞子や菌糸の断片を吸い込むと、体質によってはぜん息などを引き起こすことがあると説明しています。
カビが生えると、それをエサにするダニも増えやすくなります。

Huffpost
結露を減らすには
では、カビの原因となる結露を減らすには、どうすればいいのでしょうか。
健康・快適居住環境の指針は、次のような対策を挙げています。
①室内の湿度は40〜60%を目安にし、60%以下に保つ
②窓についた結露はこまめに拭き取り、サッシ下部の排水溝の流れをよくする
③就寝前に5分ほど窓を開けて換気する
④洗濯物はなるべく室内に干さない
⑤ひどく冷える部屋は、断熱材や二重窓を検討する
また、カビの処理を行う際は、「掃除機を直接かけない」ことを呼びかけています。
カビの胞子をまき散らすことになるからだといいます。
11月に入り、SNSでは「窓パッキンに黒カビがポツポツし始めた」「窓枠が結露してカビてきたので掃除」「(結露を)毎日拭いてる」などと、カビに関する投稿も見られるようになっています。

1 時間前
1








English (US) ·
Japanese (JP) ·