人との距離の取り方には「4つの型」がある
夕日の中で抱き合う友人たちです。こうした親しい人との絆の結び方には、人それぞれのくせがあります。Credit: Helena Lopes / Stocksnap(CC0)人は生涯を通じて、誰かと親密な心の絆を作り、保とうとする生き物です。
この絆の結び方のくせは「愛着スタイル」と呼ばれ、昔から4つの型に分けて考えられてきました。
1つ目の「安定型」は、親しい相手を深く信頼できるタイプです。
2つ目の「不安型」は、近さを強く求める一方で、相手がそばにいてくれるかをひどく気にします。
3つ目の「回避型」は、相手と心の距離を保つことを好むタイプです。
4つ目の「恐れ型」は、近さを強く望みながら、人に頼ったときの悪い結果を強く恐れます。
いわば「人恋しいのに、人が怖い」という矛盾を抱えたタイプです。
ただ最近の研究では、相手の気持ちを心配する「不安」と、相手と距離を置こうとする「回避」という2つの強さで捉えるほうが、大人の愛着をうまく表せるとされています。
愛着の型を、相手を心配する気持ちと、相手と距離を置く気持ちの2つの強さで分けた図です。右上の恐れ型は、どちらの気持ちもとても強い人たちです。Credit: ナゾロジー編集部(編集部が作成した図)研究チームは、この愛着スタイルとあわせて、2種類の「自己愛」にも目を向けました。
1つは、外向的で称賛を強く求め、他人への共感に乏しい「誇大型の自己愛」です。
もう1つは、称賛を求めつつも恥ずかしがりで、批判に過敏な「隠れ自己愛(脆弱な自己愛)」です。
隠れ自己愛の人は、人を強く必要とする自分を恥じ、想像上の批判にも傷つきやすいとされます。
これまでの研究では、隠れ自己愛は不安型と結びつきやすいとされてきました。
誇大型の自己愛は回避型と結びつくとも考えられてきましたが、こちらは研究によって結果がまちまちでした。







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