本格的な夏が始まり、海遊びや釣りに出かける人も多いこのシーズン。海や海岸に住む生き物を身近に感じられる一方で、危険生物との接触によって思わぬ怪我をしてしまうことも……。この時期、海で気をつけたい生物を3つ紹介します。
♢ハブクラゲ
全国から海水浴客が訪れる沖縄県では毎年、ハブクラゲに刺されて救急搬送される事故が多発しています。
ハブクラゲは、丸いカサの部分から複数の触手が伸びており、成長するとカサが10cm以上、伸び縮みする触手が1.5m以上になることもあります(沖縄県公式サイトより)。
触手には、刺胞(しほう)と呼ばれる毒針と毒液が入ったカプセルをたくさん含んでおり、触手にうっかり触れてしまうと、毒針が飛び出して毒を注入されてしまいます。
海水浴中の接触を避けるためには、侵入防止網(クラゲネット)が設置された海を選ぶことが重要です。さらに、ウェットスーツや長袖・スパッツなどを着用して肌の露出を少なくし、被害を最小限にすることも大切です。
♢ガンガゼ
ガンガゼは、岩礁帯に生息する大型のウニです。全体が濃紫色をしていて、殻のサイズは6~7cmほど、トゲの長さは20cmほどになることもあります(せとうちネットより)。
遊泳中に岩場などに足をつく場合は、ガンガゼを踏まないよう注意が必要です。長いトゲは折れやすく、足裏などに刺さった際には体内で折れるため、抜くのは容易ではありません。
もし刺さってしまった場合は、まず目に見えるトゲを抜き、火傷しない程度のお湯に浸けます。加えて、体内に残ったトゲは化膿など二次感染の原因になるため、病院でレントゲン検査を受け、体内のトゲを取り除くことも重要です。
♢カツオノエボシ
時おり大量漂着が話題になるカツオノエボシも、不用意に近づかないよう注意が必要な生物です。
刺されると電気ショックを受けたような痛みがあり、二度目に刺されるとアナフィラキシーを起こしてショック死することもあります(神奈川県公式サイトより)。
SNSには今年も「近所の海で発見」「遊んでたら、青い水風船のようなカツオノエボシに遭遇」などの目撃報告が散見されます。
もし、刺されてしまったら、皮膚に刺さった触手を素手以外でそっと剥がし、速やかに医療機関で医師の診察を受けましょう。

3 ヶ月前
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