若くして2型糖尿病になった人、低カロリー食と運動の24週間で半数以上が「寛解」

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若くして発症した2型糖尿病に、食事と運動の「合わせ技」を試す

2型糖尿病では、血糖を下げる薬を使わなくても血糖が落ち着いている状態を「寛解」と呼びます。

これまでの研究で、カロリーを大きく抑えた食事(低カロリー食)によって、寛解に持ち込めることが分かっていました。

ただし、低カロリー食に、指導者がついて決まった内容の運動を行う方法を組み合わせた場合については、まだ調べられていませんでした。

そこで研究チームは、若くして2型糖尿病を発症し、肥満もある18〜45歳の大人を対象に試験を行いました。

インスリンによる治療を受けている人は、対象から外しています。

参加したのは、イングランドとカナダの3つの施設で集めた96人です。

平均年齢は38歳で、女性と男性はおよそ半々でした。

ヨーロッパ系や南アジア系など、さまざまな背景の人が含まれています。

参加者はくじ引きのような方法で2つの群に分けられ、50人が新しい方法を、46人がいつもどおりの治療を受けました。

新しい方法の前半12週間は、食事を1日800〜900キロカロリーに抑えます。

新しい方法の24週間で、食事と運動を時期ごとにどう変えたかを並べた図です。帯の長さは週の数に合わせてあり、運動は3週目から始まり、後半は体重を保つ段階に切り替わることが分かります。新しい方法の24週間で、食事と運動を時期ごとにどう変えたかを並べた図です。帯の長さは週の数に合わせてあり、運動は3週目から始まり、後半は体重を保つ段階に切り替わることが分かります。Credit: ナゾロジー編集部(編集部が作成した図)

それに加えて、3週目からは、指導者のついた運動を週2回、自分で行う運動を週1回こなします。

指導つきの運動には、息が上がる有酸素運動と、筋肉に負荷をかける筋力トレーニングの両方が含まれていました。

後半の12週間は、落とした体重を保つための食事に切り替え、運動は自分で続けました。

早足で歩く若い女性です(アメリカ・ウィスコンシン州マディソン、2020年)。早足で歩く若い女性です(アメリカ・ウィスコンシン州マディソン、2020年)。Credit: John Benson from Madison WI / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

そして24週間後に、血糖の薬を12週間以上使わずに、血糖の状態を示す値(HbA1c)が6.5%未満の人を「寛解」と数えることにしたのです。

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