月面に「139年に1度クラス」の巨大クレーターが誕生

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月面に刻まれた「新しい傷」、どれほど巨大なのか?

今回見つかったクレーターの直径は約225メートル。

サッカー場を2つ縦に並べたほどの大きさです。

これまで周回探査機ルナー・リコネサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter)が観測してきた中で、新たに形成されたクレーターとしては最大級であり、従来の最大記録である約70メートルを大きく上回っています。

形状は漏斗(ろうと)のようにすり鉢状で、深さは約43メートルに達しています。

壁面の傾斜は25度以上と急で、一部では35度を超えるほどです。

クレーター内部はゴツゴツした起伏を持ち、典型的な「できたばかり」のクレーターの特徴を示していました。

【撮影されたクレーターの画像がこちら

さらに注目すべきは、周囲の地形への影響です。

クレーターの縁から半径2倍程度の範囲では、それまで存在していた小さなクレーターの多くが消失、あるいは判別できないほど破壊されていました。

これは衝突によって放出された大量の物質が周囲を覆い尽くしたためと考えられています。

つまり、この一撃だけで、周囲数百メートルにわたる月面の“歴史”が塗り替えられてしまったのです。

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