同じ学生の眠りを3つの物差しで測る
米ヴィラノバ大学のキャンパスを見渡した写真です。今回の研究は、この大学の研究チームが行いました。Credit: Alertjean / Wikimedia Commons(CC BY 3.0)これまでの研究では、神経症傾向と睡眠の関係を、本人の答えと機械の記録の両方で同じ人たちについて調べた例は、あまり多くありませんでした。
そこで米ヴィラノバ大学の研究チームは、睡眠の病気と診断されていない大学生134人を調べました。
平均年齢は19歳で、そのうち95人が女性です。
学生たちは、週末の2晩を含む5晩のあいだ、腕時計のような機器(アクチグラフ)を手首に着けて眠りました。
この機器は、体の動きから眠っていた時間を推定するしくみです。
あわせて、性格や睡眠、抑うつや不安の症状についての質問票にも答えています。
すべての項目にチェックが入ったクリップボードと鉛筆です。今回の学生たちも、性格や睡眠について質問票で答えました。 / Credit: https://pixabay.com/users/472301-472301/ / Wikimedia Commons(CC0)神経症傾向の強さは、5段階の尺度で測られました。
睡眠については、この1か月のふだんの様子を、2通りの方法で尋ねました。
1つは、「実際に何時間くらい眠っているか」を、本人にそのまま見積もってもらう方法です。
もう1つは、ふだん寝る時刻と起きる時刻、寝つくまでにかかる時間を答えてもらう方法です。
研究チームは、その答えから睡眠時間を計算しました。
つまり同じ学生の眠りを、「直接の見積もり」「計算」「機械の記録」という3つの物差しで測ったことになります。
こうすれば、心配性と睡眠の関係が、どの物差しに表れるのかを見比べられます。






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