1〜6夜の自宅脳波と質問票を、医師の評価と突き合わせた
1〜6夜の自宅脳波と質問票を、医師の評価と突き合わせた / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部測ったのは、脳波と血中の酸素飽和度。
参加者は自宅で1〜6夜を記録し、合計で1,465夜分のデータが集まりました。
あわせて、睡眠の習慣や自覚を尋ねる質問票に日本語で答えています。
医師はこの記録をもとに、睡眠不足・不眠・睡眠の質・睡眠時無呼吸のリスクを総合的に評価しました。
研究チームは統計モデルを使い、質問票の答えと脳波のデータのどちらが医師の評価を言い当てるかを比べました。
質問票の答えは医師の評価の予測に弱く、脳波などの客観データは予測に強い結果でした。
ずれの向きは、一方向ではない。
重い睡眠不足の人は自分の睡眠時間を長めに見積もり、「眠れない」と感じているのに脳波では不眠でない人は短めに見積もっていました。
睡眠の質の自覚が映していたのは、睡眠効率(寝床にいた時間のうち実際に眠っていた割合)でした。
短い目覚めの回数や眠りの深さは、自覚に表れません。
無呼吸が眠りの質に与える影響も、本人は感じ取れていませんでした。
医師が「足りている」と評価した人たちでさえ、平均の睡眠時間は393分で、推奨される7時間に届いていません。
深い睡眠の割合が高くても、良い睡眠とは限らないことも分かりました。
自覚だけに頼る診断は、何を見落とすのでしょうか。








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