(CNN) トランプ米大統領がナタリー・ハープ氏(35)や他のホワイトハウス補佐官2人に対し、それぞれ現金4万5000ドル(約690万円)を贈っていたことが、財務開示書類から明らかになった。
ハープ氏とトランプ氏の関係の近さには、このところ厳しい視線が注がれている。ハープ氏と他の2人の女性補佐官は、ホワイトハウスが公表した行政機関の年次開示書類にこの金額を記載し、「休暇シーズンの現金贈与」と報告した。
ホワイトハウスが公表した文書によると、ハープ氏と他の補佐官2人はそれぞれ15万ドルの年収を得ている。
ホワイトハウス報道室は、大統領が補佐官3人に現金を贈ったことに関して声明を発表。「大統領は政府でも民間時代も長年、従業員や補佐官を含む周囲の人にクリスマスプレゼントを贈る慣習がある」と説明した。
「問題になっている贈り物は、これらの人物の政府での役職とは一切関係がない。従って関連する法的、倫理的基準の下で完全に許容される」としている。
ハープ氏は右派系テレビの元司会者で、民主党のジョン・オソフ上院議員(ジョージア州選出)がトランプ氏を批判した演説で名指ししたことをきっかけに注目を浴びた。オソフ氏はトランプ氏を皮肉って、「カタールの首長から贈られた無防備と思われる『空飛ぶ宮殿』でナタリーと旅している」と発言。これは今年7月、イランからの脅威を理由にトランプ氏がひそかに比較的小型の航空機に乗り換えてトルコを出国した際、少数の側近と並んでハープ氏が同行したことを指している。
ハープ氏は2022年にスタッフに加わって以降、トランプ氏が口述したSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿内容をタイピングするケースが多い。トランプ氏に付き添って全米各地を回り、好意的な記事やSNSの投稿、その他の文章を頻繁に本人に渡してきたことから、側近の間で「人間プリンター」と呼ばれている。

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