セリアが発表した2027年3月期第1四半期決算によると、営業利益は前年同期比48.7%増の61.6億円。売上原価率は、低原価商品の売上が順調だったことなどにより前年同期比0.4ポイント低下し58.2%となった。
既存店売上高が前年同期を上回ったことで販管費率も低下し、売上高営業利益率は前年同期の6.9%から8.9%へ改善した。
決算短信が「低原価商品」と記す商品群のうち、近年目立って存在感を増しているのがシールだ。
セリアでは、ディズニーキャラクターやサンリオキャラクターとのコラボシールや、たまごっちをモチーフにした新作シールなど話題性の高い商品が相次いで店頭に並んでいる。
シールを集めたり友人と交換したりする動きは、若年層だけでなく大人の間にも広がっており、こうした人気も、低原価商品の販売を後押しした一因とみられる。
決算発表を受け、同社は上期の営業利益予想を従来の99億円から109億円へ、通期予想も211億円から221億円へ上方修正した。上期は5期ぶり、通期は6期ぶりとなる最高益予想を、それぞれさらに上積みする形となった。既存店売上高は6月まで16カ月連続で前年を上回った。同社は、客数増の勢いがコスト増を上回ったとしている。

Trading View
株価は、2月の高値4435円から7月にかけて大きく調整する場面もあったが、好決算を機に反発し、8月に入ってからは高値まで400円ほどに迫っている。
株価の割安・割高を示すPER(株価収益率)は現在16倍台。過去3年平均の20倍程度と比べても、まだ過熱していない水準といえる。
※本記事は、事例として取り上げた金融商品の売買を勧めるものではありません。本記事に記載した情報によって読者に発生した損害や損失に関しては、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。

2 ヶ月前
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