ニューヨーク(CNN) ダイヤルアップインターネットの時代以来、ほとんど忘れられかけていた地図アプリの「マップクエスト」が、アップルiPhone向けアプリの米国内ランキングで首位に浮上した。
マップクエストは、米国のドナルド・トランプ大統領が「オンタリオ湖」の名称を「アメリカ湖」に変更する大統領令に署名した後も、オンタリオ湖の名称は変えないと表明していた。
米国では1日午後、アップルのアプリストアでマップクエストが「チャットGPT」や「ESPNファンタジースポーツ」を抜き、無料アプリのランキングで1位に浮上した。グーグルの無料アプリランキングでは8位だった。
マップクエストは1996年にスタートしたデジタル地図サービス。SNSへの投稿で先週、大統領の要求には従わないと表明していた。
マップクエストは8月31日、「メキシコ湾の時と同じアプローチを取った。対話に加わり、人々が慣れ親しんだ名称を保ち続けるアプリを提供する」と発表。同時に、ユーザーがオンタリオ湖に自分の好きな名称を付けられるツールの提供も開始した。
一方、米グーグルの「グーグル・マップ」は8月27日の大統領令を受けていち早く、米国内で表示される名称を「オンタリオ湖」から「アメリカ湖」に変更した。
アップルの地図アプリの表示も、9月1日からアメリカ湖に切り替わった。ただ一部のユーザーは、引き続きオンタリオ湖と表示されると伝えている。米内務省のダグ・バーガム長官は8月31日、FOXニュースの番組の中で、トランプ大統領が名称の変更についてアップルに直接連絡を取ったと語った。
マップクエストは1日、アプリの利用者が1週間前に比べて約50倍に増えたことを明らかにした。

1 時間前
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