ライプチヒ空港へのドローン攻撃、ドイツがロシアを非難 アントノフ航空の現在の拠点

1 日前 1

(CNN) ドイツ政府は1日、東部ライプチヒの空港に対する先月のドローン(無人機)攻撃についてロシアの関与を非難し、ロシア政府への新たな対抗措置を発表した。

ドイツのドブリント内相は記者団に対し、「我々は戦争状態にあるわけではないが、連日、ハイブリッド攻撃の標的になっている」とコメント。国の脅威評価レベルを「一般」から「高」に引き上げた。

ドイツのワーデフール外相はボンにあるロシア領事館と、ベルリンにある文化施設「ロシアハウス」の閉鎖を指示した。ドイツはロシア人の入国管理も厳格化している。

欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長によると、欧州諸国の外相は今週、「追加制裁」を含むロシアへの「明確な対抗措置」を発表する方針。

欧州にいる米国防当局者がCNNに語ったところによると、米国は以前、ライプチヒの空港で見つかった爆発物を積んだドローンについて、ロシア情報機関のものとの評価を下した。

この事件は大きな混乱を引き起こすとともに、欧州各地で安全保障上の懸念を招いた。ドイツ当局の当時の説明によると、ドローンは8月4日深夜、ライプチヒ・ハレ空港の南滑走路付近の保安区域内で発見。南滑走路は貨物機の運航エリアだった。

対応には爆弾処理ロボットが投入され、ドローンに取り付けられていた起爆装置が外された。現場の写真には、ウクライナの貨物機の近くに投入されたロボットが写っている。米国防当局者はCNNに対し、ドローンに軍用の爆発物が搭載されていたと語った。

5日には、二つ目の飛行物体が空港付近を飛んでいた貨物機に衝突し、軽微な損傷を負わせた。被害に遭った貨物機はその後、ドイツ北部ハノーバーに無事着陸した。

ロシアはドローン攻撃に関与したとの見方について、ばかげていると反発。ロイター通信によると、ロシアのプーチン大統領は1日夜、ロシア政府に責任転嫁するためにドイツが証拠を仕組んだと非難したものの、裏付けとなる証拠は一切提示しなかった。

ドイツメディアの最近の報道では、事件から約1週間後に空港付近の野原で3機目のドローンが見つかったと報じられており、複数のドローンが攻撃に使用される予定だったのではないかとの臆測を呼んでいる。この事件を扱うドイツ連邦検察はCNNの取材に対し、捜査が進行中であることを理由にコメントを控えた。

ライプチヒ・ハレ空港は欧州有数の取扱量を誇る貨物空港で、ロシアによる2022年のウクライナ侵攻開始当初に北西部ホストメリの本拠地が破壊されて以来、ウクライナのアントノフ航空の拠点となっている。爆発物を積んだドローンは、空港内にいたウクライナの航空機の近くで発見された。

記事全体を読む