80歳を超えてるのに脳が若い「スーパーエイジャー」に共通する生活習慣とは

3 ヶ月前 28

スーパーエイジャーとは何者なのか

「スーパーエイジャー」とは、単なる元気な高齢者の愛称ではありません。

米シカゴ大学で進められている研究では、80歳以上でありながら、記憶検査の成績が平均的な50〜60代と同等、あるいはそれ以上の人が、厳密な基準のもとで選ばれています。

参加者は数日かけて詳細な評価を受けます。

紙と鉛筆による認知検査、家族歴の聴取、MRI、血液検査などを通じて、脳の構造、遺伝的要因、免疫系、生活習慣や社会的背景まで幅広く調べられます。

研究者が特に注目したのが、脳の構造です。

一般に加齢とともに大脳皮質は薄くなり、それが認知機能の低下と関係すると考えられています。

しかしスーパーエイジャーの脳MRIを調べると、平均的な高齢者で見られる「皮質が薄くなる現象」がほとんど確認されませんでした。

さらに、注意や記憶に関わる前部帯状皮質では、50〜60代よりも厚いケースすら見られたと報告されています。

記憶成績だけでなく、脳そのものが「若い状態」を保っている可能性が示唆されたのです。

ただし、研究者自身も「なぜそうなるのか」はまだ完全には分かっていないとしています。

遺伝、免疫、生活習慣、心理社会的要因などが複雑に絡み合っていると考えられています。

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