3000年前の剣、ドイツで23年に発見 保存状態良好、なおきらめき

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Jack Guy, CNN, Nadine Schmidt, CNN

(CNN) 考古学者が埋葬地で八角形の柄(つか)を持つ3000年以上前の剣を発見する――。ドイツ南部バイエルン州で2023年、そんな出来事があった。

バイエルン州記念物保存局の声明によると、保存状態は非常に良好で、発見時も光を放っていたという。

剣は実戦用の武器だったと考古学者らはみている/Bayerisches Landesamt für Denkmalpflege
剣は実戦用の武器だったと考古学者らはみている/Bayerisches Landesamt für Denkmalpflege

剣は同州ドナウ・リースの遺跡で23年6月に発見された。研究者の間では埋葬時の贈り物として墓に残されたものだとの見方が出た。

剣の年代については、中期青銅器時代の紀元前14世紀末と考えられている。声明によると、青銅のみで作られた八角形の柄を持つこうした剣は希少性が高い。

バイエルン州記念物保存局のトップ、マティアス・プファイル教授は当時、「発掘された遺物をより正確に分類できるよう、剣と埋葬地のさらなる調査を行う必要がある」「保存状態は極めて良い。非常に希少な発見だ」と述べていた。

墓には剣と共に3体の遺骨も納められていた/Bayerisches Landesamt für Denkmalpflege
墓には剣と共に3体の遺骨も納められていた/Bayerisches Landesamt für Denkmalpflege

研究者の間ではこの剣について、実戦用の武器だったとの見方が浮上。声明では「刃の前方に重心があることから、主に対象を切り裂く目的でバランスが取られていたことがうかがえる」と説明した。

剣の入った墓には男性1人と女性1人、若者1人の遺骨が収容されていた。声明によれば、短い期間に相次ぎ埋葬されたとみられる。3人の関係は不明だが、多彩な副葬品と共に埋められていた。

本記事は2023年6月17日初出の記事を再編集して掲載したものです。

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