英チャールズ国王がカリブ海歴訪 奴隷取引めぐり謝罪と賠償求める圧力増大

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(CNN) 英チャールズ国王が27日からカリブ海諸国を歴訪する。英国に対しては、奴隷取引に関与した歴史をめぐって謝罪と賠償を求める圧力が強まっている。

チャールズ国王はまずバハマに到着し、9日間の日程でガイアナやアンティグア・バーブーダなどを訪問する。同地ではカミラ王妃と共に、56カ国で構成する隔年の英連邦首脳会議(CHOGM)に出席する予定。

国王としてのカリブ海諸国訪問は今回が初めてとなる。奴隷取引をめぐっては、英連邦事務総長のシャーリー・ボッチウェイ氏が先週、賠償について議論すべき時だと発言。英国が奴隷取引にかかわった歴史に関して国王が謝罪すべきかとスカイニュースに尋ねられると、「それも悪いことではない」との認識を示した。

その上で、「それは各国が求めていることだ」「我々がそこから逃れることはできないと考える。ただ、大切なのはどのような形の賠償とすべきかを決めることであり、それはいずれ明らかになっていくだろう」と言い添えた。

一方、23カ国が加盟・準加盟するカリブ共同体(CARICOM)は先月、賠償問題をCHOGMの議題とするよう働きかけると表明した。

CARICOMのカーラ・バーネット事務局長は演説の中で、賠償について「植民地所有者の動産として筆舌に尽くしがたい苦難を強いられ、命と自由を奪われた人々の子孫のために、公正で公平な未来を築くこと」と位置付けた。

15世紀から19世紀にかけては、アフリカ人少なくとも1250万人が欧州の商人によって連れ去られ、奴隷として人身売買された。英国はうち約320万人の移送に関与したと推定されている。

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