(CNN) 対イラン戦争を遂行する米中央軍の高官からメールで届いた要請はこうだった。「アイデアが必要だ」。
事情に詳しい関係者によると、中央軍の情報部門に所属する将官は先月29日、軍のアナリストらに広く送ったメッセージに「イランに圧力をかけ、罰するための、創造的で型破りな新しい方法を探している」と記した。別の関係者も軍高官が先週、イランに対処する新たな方法を求めるメッセージを送ったと明らかにした。
軍当局者は、メールでこうしたクラウドソーシング型の問いかけを行うのは異例だと口をそろえる。これは、イランに米国の条件をのませるために取り得る選択肢が限られているだけでなく、受け入れ難いものになりうることを示す一例だ。代替策を見つけたい中央軍の当局者は、より優れたアイデアを持つ人を求めてメールでブレーンストーミングを始めた。中央軍はあらゆる選択肢を検討しており、戦略を見直す必要があることを認識しているという。
中央軍の報道官は声明で、「米中央軍には、革新的な方法で考え、行動してきた長い歴史がある」と述べた。「特にクーパー司令官(海軍大将)は、可能な限り最高水準の作戦遂行能力を実現するため、階級を問わず、優秀なチームメンバーに意見を求めている」
このメールが送られた後、トランプ氏はイランに新たな攻撃を実施すると威嚇したものの、週末には攻撃を中止した。サウジアラビアのムハンマド皇太子をはじめとする中東諸国の当局者が電話で緊張緩和を求めたためだ。
米国は数週間にわたり、ホルムズ海峡の通航を脅かすイランの能力を低下させ、交渉の席に戻すことを狙って空爆を続けてきたが、合意の兆しは依然みえない。
最近の計画策定をめぐる協議に詳しい関係者の1人は、「結局のところ、大統領は合意を望むだろう。だから強硬姿勢を示し、この状況から抜け出す方法を探し続けることになる」と述べた。
「時には創造力に富んだ人材が必要になる。特に、従来の選択肢が尽きかけている場合は」
CNNが以前報じたとおり、米中央情報局(CIA)と米国防情報局(DIA)は最近、米国が実施しているような爆撃がイランの交渉姿勢を変える可能性は低いと評価した。

2 時間前
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