(CNN) 米国人の4分の3以上は、建国の父たちが現在の米国を見れば失望するだろうと考えている。今週発表された調査会社大手ギャラップの世論調査で明らかになった。建国から250周年を迎えようとする中、今回の調査を含む複数の調査結果から国の遺産に対する国民の複雑な感情が浮き彫りになっている。
ギャラップの調査によれば、独立宣言の署名者たちが現在の米国の姿に満足するだろうと考える米国人はわずか19%で、77%は彼らが失望するだろうと答えた。この悲観的な見方は、おおむね党派を問わず共通している。共和党支持者は現在、民主党支持者よりもやや悲観度が低いものの、党派に関係なく、建国の父たちが満足するだろうと考える人は4人に1人以下にとどまっている。
ギャラップは1999年からこの質問を断続的に行っており、今回の結果はこれまでで最も悲観的なものとなった。
一方で、大統領史研究家のティム・ナフタリ氏は、もし独立宣言の署名者たちが今日の米国を目にすることができたなら、彼らは主として驚嘆するだろうと考えている。
「我々の言語は同じであり、理念も当時と変わらない。しかし、この国は彼らが想像し得た以上に、はるかに強大で、はるかに多様で、多くの点ではるかに豊かな国になっている」「我々の現状は、最も想像力豊かな署名者の想定さえも超えてしまった。彼らはきっと、我々を相当に興味深い存在だと感じることだろう」(ナフタリ氏)
国民の見方は、決して否定的なものばかりではない。米国人のおよそ10人に7人は、建国時の理念を実現することにおいて、米国はこの250年間で少なくともある程度の成功を収めてきたと考えている。
最近の世論調査のその他の結果からは、建国250周年の記念行事を前に、米国人が自分たち自身や自国をどのように見ているのかについての手がかりが得られる。
米国人は、自身の国である米国に対して、誇りと懸念が入り混じった複雑な感情を抱いている。24日に公表されたマーケット大学ロースクールの世論調査では、66%の米国人が「国としての自分たち」に少なくともある程度の誇りを感じていると答えた一方で、民主主義国家としての米国の将来について楽観的だと答えた人は半数をわずかに上回る程度だった。またFOXニュースの世論調査では、有権者は「今日の米国を誇りに思う」と答えるよりも、自分を愛国的だと考える傾向のほうが強かった。
国の進む方向に対する悲観論は新しいものではないが、その傾向は強まっているのかもしれない。最近のNBCの調査では、「米国の最良の時代はこれから訪れる」と確信している米国の成人はわずか38%で、1990年の調査時の45%から低下した。また米国の成人の78%が「アメリカンドリームは一世代前よりも実現しにくくなった」と答えている。ただし、この数字は30年以上前のローパー世論調査センターの調査で同じ回答をした72%と大きくは変わらない。

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