(CNN) 米国のトランプ大統領は、今週末にアイオワ州とカンザス州で予定していた集会への出席を取りやめる。関係者らは、これにより一段と多くのテレラリー(リモートでの大規模集会)を実施できるようになると述べている。
ただこうした予定変更は、前回の中間選挙との違いを浮き彫りにする。大統領1期目のトランプ氏は、共和党候補者の選挙戦を勝利へ導くために奔走していた。
当時の報道を振り返ると、2018年11月6日に行われた中間選挙の直前72時間で、トランプ氏は7つの州を巡り、7回の集会を開催していた。具体的にはモンタナ、フロリダ、ジョージア、テネシー、オハイオ、インディアナ、ミズーリの各州を訪れている。
トランプ氏はサウスカロライナ州での選挙集会から戻った29日、アンドルーズ統合基地で記者団の質問に答え、カンザス州での集会参加を見送ったことに関して、同州の共和党候補のロジャー・マーシャル上院議員が「非常に健闘」していると指摘。自身が出向く必要性を感じないと述べた。
一方で自身の健康状態や、旅の疲れからカンザス州入りを取りやめたのではないかと尋ねた記者に対しては激しく反発。「明日はフロリダに行く予定だ」と言い返し、体調の良さをアピールした。
この日行われた集会で、トランプ氏は自身が選挙運動にどれだけ必死に取り組んでいるかを強調。中間選挙のためにこれほど懸命に働いた大統領は過去にいないとの認識を示した。
複数の当局者によると、トランプ氏は11月3日の投票日までに最大20回のテレラリーを計画している。共和党候補が接戦を繰り広げている複数の激戦地域で、自身の存在感を最大限に高める狙いがあると見られる。
現時点で投票日前に本人が出席する予定の選挙集会は、30日にフロリダ州デイトナビーチで開かれる集会のみだ。
投票日の夜のトランプ氏は、ホワイトハウスで結果を待つ見通しだと、当局者らは述べた。

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