「番狂わせ勝利」テキサス州知事選、民主党・女性のジーナ・イノホサが強硬保守の現職破る。初のラテン系州知事に

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アメリカ・テキサス州知事選で民主党の州下院議員ジーナ・イノホサ氏が、現職の共和党知事グレッグ・アボット氏を破って勝利することが確実になった。

イノホサ氏は、テキサス州で初めてのラテンアメリカ系州知事になる。民主党、さらに女性の候補が知事に選ばれるのはアン・リチャーズ氏の1990年の当選以来、36年振りだ。

事前の世論調査では接戦になると予想されていたものの、イノホサ氏がアボット氏を破る可能性は低いと見られており、勝利は驚きの「番狂わせ」と受け止められている。

2017年から州下院議員を務めるイノホサ氏は、過去には自身を急進派と位置づけていたこともあるが、最近ではその呼称を避けるようになっている。

知事選では、2015年以来知事を務めるアボット氏が億万長者たちから献金を受け取っていることを批判。

教育政策に重点を置き、公立学校への予算増額や教員給与の引き上げを訴えたほか、医療費高騰やデータセンターから住民の保護を争点にした。

4期目を目指していたアボット氏は、全米でも最も厳しい人工妊娠中絶禁止法や強硬な国境警備策など、強硬な保守政策を推進してきた。

アメリカでは生活費の急騰や、イランとの戦争をめぐり、共和党への反発が強まっている。

イノホサ氏の勝利は、選挙公約が有権者に響く課題だったことを示すと共に、トランプ政権の共和党への反発を受けて民主党が勢いを増していることを浮き彫りにした。

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