(CNN) 野球のバットと同じ大きさの巨大なサソリを想像してみよう。そいつが苔(こけ)に覆われた岩の上や大木の周囲を慌ただしく這(は)い回り、近くの小川へと滑り込んでいく姿を。
ある科学者のチームの説明によれば、そのようなサソリが今からざっと4億1500万年前、現在の英国に当たる地域に生息していた。これまでに知られている中で最大のサソリだという。
この興味深い新たな知見を得るべく、専門家たちはロンドンの自然史博物館に100年以上保管されていた化石を再調査した。それらの標本に比較的新しく発見された化石を組み合わせることで、専門家のグループはこの生物のより完全な姿を復元することに成功した。
「プラエアークトゥルス・ギガス(P・ギガス)」と呼ばれるこのサソリの体長は、1メートルだったと推定される。関連する研究論文は2日、古生物学の学術誌に掲載された。
1870年代に初めて特定されたこの生物に関しては、これまでの研究から、等脚類として知られる甲殻類の一群に属する可能性が示唆されていた。しかし1980年代になると科学者たちはP・ギガスや近縁の動物についての知見を深め、実際には節足動物だった可能性も検証するようになった。節足動物は外骨格と関節肢を持つ無脊椎(むせきつい)動物で、サソリはここに分類される。
巨大サソリの特定
研究チームは、長年にわたって三つの地点から発掘された化石8点を調査。CTスキャンやその他の手法を駆使して詳しい分析を行った。また、当時の環境の中でこの動物がどのような姿をしていた可能性があるかを描くため、アーティストとも協力して復元図を作成した。

10 時間前
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