初めて頭部持った生物、既知の生物の中で最古の「右利き」と判明 豪州

2 ヶ月前 21

(CNN) もしあなたが右利きなら、その特徴の起源を約5億5000万年前に生息していたミミズのような動物にさかのぼることができるかもしれない。その動物には右方向に曲がる傾向があった。

スプリギナ・フラウンダーシ(Spriggina floundersi)は、最初の動物生命が誕生したエディアカラ紀(6億3500万年前から5億4200万年前)の海に現れた。

現在の南オーストラリア州で発見された化石からのみ知られているこの小さな生物は、細長い楕円(だえん)形。体は平べったく、体節に分かれていた。体の一方は先端に向かって先細りになるのに対し、もう一方には大きく湾曲した構造があったことから、頭部を持つ最古の動物と考えられている。

古生物学者たちが最初のスプリギナの化石を報告したのは1958年。それ以来、科学者たちはこの動物が自力で移動できたかどうかについて議論を重ねてきた。その疑問に答えるため、研究者たちは最近、発見以来最も包括的な分析として、100点以上の化石を調査した。

科学者たちは、スプリギナが海底をくねくねと移動していただけでなく、左に湾曲した化石標本が多数見られたことから、右側を好んでいたと結論付けた。これは、右利きの現代動物に見られる行動的嗜好(しこう)だという。

今日、スプリギナによく似た動物は存在しないが、この生物は方向性の嗜好という進化の礎を築いた。この特性はほとんどの人間に加え、他の霊長類、ネズミ、カエル、昆虫にも見られるものだ。

記事全体を読む