ロケットの月面衝突でできたクレーター、NASAが鮮明な画像を公開

4 時間前 3

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は18日、米スペースXのロケットが月面に衝突してできたクレーターの鮮明な画像を撮影することに成功したと発表した。

クレーターは幅およそ18メートル。8月11~12日にかけ、NASAの月周回探査機「LRO」に搭載された狭角カメラで撮影した。

スペースXのロケット「ファルコン9」は民間の月着陸機2機を搭載して2025年1月15日に打ち上げられ、下段のブースターは地球に帰還。上段はそのまま飛行を続けて着陸機を月へと運んだ後、今年8月5日に月面に衝突した。

衝突直後の月面の様子は、チリのパラナル天文台にある欧州南天天文台の超大型望遠鏡「VLT」や、韓国の月探査機「タヌリ」がとらえていた。

NASAは韓国航空宇宙庁と連携してタヌリが収集したデータを使い、LROの狭角カメラで鮮明な画像を撮影した。

月探査機「タヌリ」がとらえた衝突前後の様子/From KASA
月探査機「タヌリ」がとらえた衝突前後の様子/From KASA

発表によると、LROは画像を撮影するため、秒速約1.6キロで飛行しながら月の約96キロ上空を通過するたびに機体を傾け、カメラをクレーターの方へ向けた。

LROは2時間ごとに月の上空を極から極へと周回し、月はその下でゆっくりと自転している。LROの軌道を衝突地点に合わせるまでには6日かかり、画像の処理にも時間を要した。

撮影のタイミングがわずか10秒ずれるだけで、クレーターが画面から約16キロも外れてしまう可能性があったため、撮影には極めて高い精度が求められたとNASAは説明している。

記事全体を読む