「ドン引き」『ワンパンマン』漫画家に国内外から批判殺到。英国の移民ヘイトに“外見イジリ”で返信「人種差別」の声

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※発生している事象を伝えるため、この記事では差別的な表現をそのまま掲載しています。

人気漫画『ワンパンマン』(原作 ONEさん)の作画担当として知られる漫画家・村田雄介さんのXでの発言が、国内外で大きな議論を呼んでいる。

イギリスの移民排斥を煽るヘイトスピーチ投稿に対し、村田さんが外見的特徴でくくって揶揄するような返信を行ったことが発端だ。

国内だけでなく海外のファンからも「人種差別的」といった批判が相次いでいる。

移民排斥・障害者差別のヘイト投稿に「モアイ像に似ている」コメント

問題視されているのは、パキスタン移民に対するヘイトスピーチ投稿に対する、村田さんの返信だ。

元の投稿は、パキスタン移民批判に先天性疾患や障害を持ち出すイギリス極右活動家のトミー・ロビンソン氏の発言を引用しており、動画も添付されている。

これに対し村田さんは、「頭が小さく、鼻が高く、唇が薄い。彼らはモアイ像によく似ている。古代人の血を引いてるんじゃないか?」と、外見を揶揄するような言葉を並べた。

この投稿に対し、「差別的」という批判や、「第三者の意見も取り入れ、ご自身の発言を客観視して冷静な対処をしていただきたいです」との声が多く集まっている。

「これは…さすがに…ドン引き」という声や、「(村田さんは)ヒーローの漫画描いてるのに」と前置きした上で、相手の容姿を見ていじったり笑ったりすることに残念だとする投稿もあった。

また今回の件を受け、村田さんが(参議院選挙の投票日である)2022年7月10日にした「これまで政治という分野にほぼ興味がなかったけど赤松先生の影響で俄然興味が湧きました。その点でも感謝。俺が調べるのは面白がるためだけですが」という投稿も、再び波紋を呼んでいる(※赤松先生とは漫画家で参議院議員の赤松健さん)。

「ヘイトに一切同意すべきじゃないんだ」英語圏から批判殺到

『ワンパンマン』は日本国内のみならず、北米や欧州でも人気を誇る作品だ。海外アカウントからも、村田さんの投稿が人権を軽視するステレオタイプな差別助長にあたるといった批判が集まっている。

元の投稿をしたアカウントはこれまでも、イギリスの移民排斥など、差別的な投稿を繰り返してきたとみられる。ファンと見られる人からは、「ムラタセンセイ、これは歴史上の人についての投稿ではありません。移民反対の誤情報です」といったコメントもあった。

「そもそも、元の投稿が語ってるような、間違った俗流人種学のヤバいものに一切関わったり同意したりすべきじゃないんだ」という声もあった。

一般ユーザーに加えて、英語で発信するアニメニュースアカウントが村田さんの発言と批判を紹介する動きも出ている。

「ワンパンマン」版元・集英社の見解は?

村田雄介さんは、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載されていた『アイシールド21』(原作:稲垣理一郎さん)の作画担当としても知られている。

現在は同社のWebマンガサイト「となりのヤングジャンプ」で『ワンパンマン』(作画)を連載中だ。

同作はアニメ第3期第2クールが2027年に放送予定で、海外でも人気が高い。2020年には、ハリウッドでの実写映画化も発表された。

本件について、ハフポスト日本版は『ワンパンマン』の版元である集英社に対し、村田氏の発言に対する見解などを質問しているが、5月26日午前11時時点で回答は得られていない。

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