トランプ氏「イランに補償求める」 協議に新たな条件を提示

1 ヶ月前 12

(CNN) トランプ米大統領は10日、イランとの協議に新たな条件を提示した。先週末にイランがホルムズ海峡の再開には米国による補償が必要だと表明したことを受け、過去の悪行に対する補償をイランに求めると述べた。

こうした応酬は、両国がホルムズ海峡の再開に向けた合意に近づいていないことを示唆している。先週時点では合意が近いとの楽観的な見方も出ていたが、新たな要求により早期合意の見通しは後退したとみられる。

トランプ氏は10日、ソーシャルメディアに「イラン・イスラム共和国の代表者が、過去5カ月の軍事衝突(彼らに核兵器を持たせないことが理由で始まった)で受けた損害に対する補償を求めているようだ。我々の交渉や会談では一度も言及されなかったにもかかわらずだ!」と投稿した。

「だが、これは興味深い考えだ」とした上で、「なぜなら今や私も同様に、イランが悪名をはせる路上爆弾や数々の紛争によって殺害され、重傷を負ったすべての人々に対する補償を、イランに要求するからだ」と続けた。

また、補償金は「過去50年間にイランが殺害した何十万人もの罪のない抗議者の遺族」にも支払われるべきだとし、「過去5カ月間に殺害された5万2000人の遺族は言うまでもない」と述べた。

「今後のあらゆる交渉において、この要求を断固として盛り込むよう代表者らに指示した」と締めくくった。

その前日、イスラム革命防衛隊(IRGC)に強い影響力を持つイラン国家安全保障最高評議会のゾルガドル事務局長は、海峡再開に向けた最大限の要求を列挙。そこには、今年の戦争と主にイスラエルが戦った2025年6月の衝突で生じた損害に対する米国からの補償が含まれていた。

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