
州選出の上院少数党院内総務チャック・シューマー議員(民主党)が、2026年7月21日火曜日、ワシントンD.C.の連邦議会議事堂で行われた定例政策昼食会後、記者団に語った。(AP通信/アリソン・ロバート撮影)
By Seth McLaughlin – The Washington Times – Friday, August 7, 2026
チャールズ・E・シューマー上院議員が上院多数派の院内総務の座を取り戻せるかどうかは、注目の上院選に出馬している急進左派候補たちを支援できるかに懸かっている。そうした候補者たちはシューマー氏自身を「問題の一部」だと批判し、多くの場合、同氏に指導者の座を明け渡すよう求めている。
シューマー氏はすでに、メーン州とミシガン州の予備選で、自身が支持した候補を打ち破った反主流派の民主党候補たちとの関係改善を迫られている。さらに来週、ミネソタ州の上院選予備選でペギー・フラナガン副知事がアンジー・クレイグ連邦下院議員を破れば、状況はもっと気まずくなるかもしれない。
フラナガン氏は今年、ニューズウィーク誌に対し次のように語っている。「私はシューマー院内総務が長年にわたって果たしてきた仕事とリーダーシップを高く評価している。しかし、上院民主党には急進左派の理念を力強く推進するリーダーが必要であり、その役割を果たせるのはチャック・シューマー氏ではない」
シューマー氏は、左派活動家たちにとって格好の批判対象となっている。彼らは、イスラエル問題やウォール街との関係などにおいて、シューマー氏は民主党支持層の考え方と懸け離れていると主張している。また同氏を、自分たちが打倒しようとしているワシントンの既成政治体制(エスタブリッシュメント)の象徴だと見なしている。
この対立は予備選挙で頂点に達している。というのも、シューマー氏に反対することが、ワシントンの既成政治を揺さぶると公約する急進左派候補たちにとって、一種の「リトマス試験紙」になっているからだ。彼らは、現在の政治体制は企業や富裕層に有利なように仕組まれており、そのしわ寄せが一般の米国人に及んでいると主張している。
最近の例として挙げられるのがミシガン州だ。そこではアブドゥル・エルサイード氏が、シューマー氏の支持を受けたヘイリー・スティーブンス連邦下院議員を破った。選挙戦では、「上院民主党院内総務のシューマー氏は、自分がワシントンに来ることを望んでいない」と訴え、さらにメリーランド州選出のクリス・バンホーレン上院議員がシューマー氏の後任となるべきだとの考えも示した。
シューマー氏と、民主党上院選挙対策委員会を率いる同じニューヨーク州選出のキルステン・ギリブランド上院議員は、結局のところエルサイード氏の勝利を祝福せざるを得なかった。エルサイエド氏は、自身に不利な総額7000万㌦超の資金投入による攻勢をはねのけて勝ち残ったのである。その中には、米イスラエル公共問題委員会(AIPAC)による3000万㌦超の支出も含まれていた。AIPACは、この医師である候補者の政治的理念を「急進的」であり、イスラエルへの脅威だと位置付けていた。
シューマー氏とギリブランド氏は共同声明で、エルサイード氏について「何千人ものミシガン州民を鼓舞した、活力あふれる選挙運動を展開した」と評価した。
両氏はまた、「民主党は、トランプ氏とその共和党の支持勢力に対抗し、上院の主導権を取り戻すという目標を共有している。われわれは11月の本選挙で勝利するため、エルサイエド氏やミシガン州の民主党関係者と力を合わせていきたい」と述べた。
エルサイエド氏もその厚意に応えた。接戦の末に勝利を収めた後、CNNに出演した同氏は、「現時点で民主党候補として残っているのは私だけだ」と述べた。そして、自身とシューマー氏は「ミシガンのような州で勝利するために何が必要か、またマイク・ロジャーズ氏にどう対処すべきかについて、率直で有意義な腹を割った話し合いをした」と語った。
「だからこそ私は、シューマー氏と力を合わせて戦いたい。目標は、上院で民主党の多数派を取り戻し、ミシガン州で勝利することだ。そして、そうすることでトランプ氏にきちんと責任を負わせられるようになる」
それは、わずか数日前のエルサイード氏の発言からすると、注目すべき変化だった。というのも、同氏はその数日前まで、シューマー氏が自身の立候補を「嫌っている」と語っていたからだ。
「シューマー氏の政治手法というのが、資金力のある支援者たちと結び付き、企業からの献金を振り分けて、企業の利益に沿う政治家を当選させることだというのなら、私はまさにその仕組みを脅かす存在だ」。エルサイード氏はポリティコ紙の取材に対し、こう述べた。「だからこそ、彼らが大慌てになっているのは当然だ」
こうしたシューマー氏への不満は決して一例だけではない。全米のさまざまな選挙区で、民主党の候補者たちは「党には新しいリーダーシップが必要だ」と、遠慮なく主張している。

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