キーウ(CNN) ウクライナの首都キーウで1日夜から2日未明にかけて発生した大規模な攻撃により、13人が死亡した。市長が明らかにした。この数時間前にはウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアによる大規模攻撃の計画について警告していた。
ウクライナ空軍は、ロシアが「大規模な複合攻撃」として約500機のドローン(無人機)と数十発のミサイルを同国に向けて発射したと発表。首都を異なる方向から同時に標的にしたとの認識を示した。
ミサイルやドローンの大半は迎撃されたものの、33発のミサイルとドローンが着弾した。
キーウのクリチコ市長によると、この攻撃で85人以上が負傷し、13人が死亡したという。負傷者には少なくとも子ども1人と複数の医療従事者が含まれる。医療従事者らは救急車の拠点への攻撃で負傷した。
市の軍事行政トップを務めるティムール・トカチェンコ氏は、攻撃が住宅に命中し、現在瓦礫(がれき)の下から遺体が収容されていると明らかにした。
一方ロシア国防省は、軍がドローンを含む「高精度・長距離兵器による大規模攻撃」を実施したと発表。キーウおよびドニプロペトロウシク州、ポルタバ州、チェルカスイ州、チェルニーヒウ州の軍事・エネルギーインフラを標的にしたと説明した。
これに対しウクライナ側は、民間インフラや住宅が被害を受けたと主張している。
ウクライナのシビハ外相は、「我々は国際社会の強力な対応を求める。非難の言葉だけでなく、ロシアのテロを止めるための具体的な行動が必要だ」と述べ、死者数はさらに増える可能性が高いと警鐘を鳴らした。
現地の写真や動画には、損壊した建物から火の手が上がり、救助隊が大量の瓦礫や残骸の中を捜索する様子が映っている。建物の多くは集合住宅とみられる。

2 ヶ月前
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