ジャカルタ(CNN) インドネシアのフローレス島沖で15日午前に発生したマグニチュード(M)7.7の地震による死者は10人を超えた。建物にも被害が出ており、住民は自宅からの避難を余儀なくされている。
地震が発生した瞬間のインドネシアの様子=15日 (Social Media | Facebook/Paulus Njauk)
米地質調査所(USGS)によると、地震は現地時間午前6時ごろ、東ヌサトゥンガラ州エンデの北西約68キロの沖合で発生。その後、余震が続いた。
インドネシア国家防災庁(BNPB)は、少なくとも13人が死亡したと発表。被害の全容については調査中だと指摘した。
BNPBによると、津波警報が発令されたものの、後に解除された。インドネシア気象気候地球物理庁によると、エンデのマウロレでは最大1メートルの津波が観測された。

M7.7の地震で倒壊したジャカルタのホテル=15日/Stringer/Reuters
揺れは、緑豊かで山がちなフローレス島の全域で感じられた。フローレス島は色鮮やかな火山湖で知られ、世界最大のトカゲ「コモドドラゴン」が生息するコモド国立公園への玄関口としても有名。約200万人を数える人口の多くは、各地の小さな村に分散して暮らしている。
BNPBによると、医療施設や学校、行政庁舎、住宅50棟あまりが地震で被害を受けた。
SNSに投稿された動画には、空が粉塵(ふんじん)で覆われる中、建物が倒壊したり、パニックになった住民が悲鳴を上げて走ったりする様子が映っている。動画の一つには、被害を受けた村の病院も映る。
52歳の女性はCNNに対し、地震が発生したのは、沿岸の町マウメレで朝食を終えたばかりの時だったと振り返った。屋外へ走って逃げ、揺れがやむまでの10分間、庭の木にしがみついていた。
この女性は「フローレス島では以前にも何度か地震があったが、私が経験した中で群を抜いて強く、長い地震だった。すさまじい強力な揺れだった」と話している。

9 時間前
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