(CNN) イランの代表団は3日までに、カタールを出国した。イランは、米国とイスラエルが命じた攻撃により2月下旬に殺害された前最高指導者ハメネイ師の数日間にわたる葬儀を前に、外交を一時停止している。
イランのメディアは、報道の焦点をほぼ全面的に葬儀関連に切り替え、葬儀の準備、葬列に伴う運用上の変更点、壮大な儀式に込められた象徴的意味などを伝えている。
イラン代表団を率いるガリバフ国会議長は、ハメネイ師の葬儀に「大勢で参列する」よう国民に呼びかけた。一方、イラン軍は米国とイスラエルに対し、葬儀の期間中は「いかなる誤算」も起こさないよう警告した。
仲介国を務めるカタールとパキスタンは声明で、米国とイランの協議は「前向き」だったとし、交渉は「できるだけ早い時期に」再開されると述べた。
ドーハで何が話し合われたのかは依然として不透明だ。イラン当局者らは、合意の一環として凍結資産の解除について協議するため現地入りしたと述べているが、米メディアの「アクシオス」は、米国のスティーブ・ウィトコフ中東担当特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏が、ホルムズ海峡を通過する船舶からの金銭徴収を断念するようイランを説得しようとしていたと報じている。
だが当面、イランはハメネイ師の葬儀のため機能停止状態となる。今回の葬儀は、最高指導者の死に責任がある当事者らに対し、体制の存続を示す場となるよう綿密に演出されている。
4日から9日にかけてイランとイラク各地で執り行われる葬儀は、ハメネイ師の殺害から数カ月を経て、国家的かつ地域的な行事となる。

2 ヶ月前
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