ちばてつやさん死去で『あしたのジョー』紀ちゃんの表情と“原画の秘密”が再注目される⇒「貴重な創作秘話」と反響

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漫画家のちばてつやさんの訃報を受けて、SNS上では代表作『あしたのジョー』のある場面に注目が集まっています。

話題となっているのは、主人公・矢吹丈(ジョー)と親しかった紀ちゃん(紀子)が、マンモス西と結婚する場面です。

結婚式でジョーは「まあせいぜいしあわせになってくれや!」と祝福。一方、ウエディングドレス姿の紀ちゃんは、言葉を飲み込んだような“無言の表情”を浮かべています。

紀ちゃんはかつてジョーに想いを寄せており、このシーンを改めて見た人たちから「このエピソード、大好きでした」「ジョーの心にも紀ちゃんに対するモヤモヤがあったのだと思います」「痛々しいシーンですね」といった声が広がっています。

さらに、紀ちゃんの目元に残された“修正跡”にも注目が集まっています。

漫画原作家の七月鏡一さんは10月28日、「初めて読んだ時、この紀ちゃんの微笑みが怖かった」と振り返りながら、世田谷文学館の展示で見たこのシーンの原画を添えた2024年6月の投稿を改めて紹介。

その中で「彼女の目の下にあるホワイトによる修正痕。これは果たして涙を一度描いてから消したのかどうか?」とちばさん本人に確認したというエピソードを明かしていました。

七月さんは「ちばてつや先生のお答えは『描いてるうちに涙は流してない方が良いのではと考えて修正した」と言うものでした』と説明しており、SNSでも「貴重な創作秘話」と驚きの声が寄せられました。

また、漫画家の森川ジョージさんも2021年、紀ちゃんの表情などに関してちばさん本人に尋ねたという同様のエピソードを投稿していました。

ちばさんの表現手法について「女性の決意をなんとも言えない無言の表情にします」と説明し、その理由について「わからないから描けない」「わからないものは自分の安っぽい憶測で描くより読者に答えを出してもらう」というちばさんの言葉を紹介。ちばさんの手法や表現に対して、森川さんは「背筋が凍りました」と感銘を受けたと明かしていました。

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