その赤い花、絶対注意して。「庭で」「公園で」目撃相次ぐも…神経麻痺の恐れ。過去には『リコリコ』で注意喚起も

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9月のお彼岸時期に見頃を迎えることから、その名がついた「ヒガンバナ」。どこか妖艶で哀愁漂う見た目で人気ですが、過去にたびたび食中毒事故が発生している有毒植物です。

東京都保健医療局の公式サイトによると、ヒガンバナは中国原産の帰化植物で、日本全国の土手、墓地、道端など、人家の近くにも繁殖しています。

秋のお彼岸頃に定番の赤色のほか、白色やオレンジ色などの花を咲かせ、花が咲く時期と葉の出る時期が異なるのが特徴です。地下には、タマネギにも似た球根の一種“鱗茎”があります。

この時期、SNSでは「庭のヒガンバナが見頃を迎えています」「公園のヒガンバナが美しい」などと写真を投稿する人が相次いでいます。

誤食に注意。症状に吐き気、嘔吐、中枢神経の麻痺など

非常にポピュラーな植物ですが、全草にアルカロイドの有毒成分「リコリン」が含まれており、特に鱗茎に多く含まれています。

この植物は、葉の見た目が食用の「ニラ」や「ノビル」、鱗茎が「タマネギ」に似ているため、誤食に注意が必要です。喫食後の症状として、吐き気、嘔吐、下痢、中枢神経の麻痺などが挙げられます。

過去には、自宅の庭に自生していたヒガンバナをニラと誤って採取し、食べた千葉県の女性2人が、吐き気や嘔吐に見舞われた事例などが発生しています。

人気アニメ『リコリス・リコイル』で咥える表現

ヒガンバナといえば、2022年9月、人気アニメに登場したヒガンバナを使った表現が話題になったこともありました。

当時放送されたテレビアニメ『リコリス・リコイル』(TOKYO MXほか)の第11話では、CM前後に映し出されるアイキャッチイラストに、主要キャラクターがヒガンバナを口に咥えるシーンが登場。

この放送後、アニメファンの間で「11話のアイキャッチを再現したいコスプレイヤーさんもいるだろうけど、毒があるので本物は使わないでくださいね」などと注意を促す動きが広がりました。

さらに、このシーンを担当したアニメ関係者も当時、「絶対に真似しないように」という旨をSNSに投稿していました。

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