この時期、山歩きや自然散策などのレジャーを楽しんだり、夏の北海道旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。
しかし、北海道全域や本州の北部に多く自生するイラクサ科の「エゾイラクサ」には注意が必要です。
食用として知られるエゾイラクサ
エゾイラクサは、低地から山地にかけて生育し、沢沿いの湿地など湿ったところに群生している植物です(北海道開発局公式サイトより)。
高さは50cm〜2mほどで、7月頃から緑白色の花を咲かせますが、花弁が小さいためあまり目立ちません。若い芽や茎は食用として親しまれており、おひたしやあえ物、油炒めなどに用いられます。
SNSでも、「エゾイラクサが食べ頃」「エゾイラクサが大量に生えてたから、おひたし作った」などの報告が散見されます。
トゲに注意、別名は「痛痛草」
そんな食卓を彩るエゾイラクサですが、葉や茎には毛のような細いトゲがあります。これに触れると、激痛や強いかゆみを伴うことがあるため、別名「痛痛草(イタイタグサ)」とも呼ばれています。
トゲが刺さると痛がゆくなる理由は、体内でアレルギー反応や炎症などを引き起こす物質「ヒスタミン」が含まれているためです(北海道立衛生研究所公式サイトより)。
ただし、茹でると毒成分が消失するため、きちんと調理すればおいしく食べることができます(日本薬学会公式サイトより)。
山菜として人気のエゾイラクサですが、見つけても素手では触らないように注意しましょう。

8 時間前
1





English (US) ·
Japanese (JP) ·