その歯ブラシの洗い方、大丈夫?残る細菌の数に差。保管のポイントは

6 時間前 1

湿度が高くなってきて雑菌の繁殖が気になる時季。本来は歯や歯茎を健康に保つはずの歯ブラシも、磨き終わった後のお手入れや保管方法が適切でないと細菌の繁殖が進んでしまうそうです。

歯ブラシの洗い方による比較調査の結果をもとに、菌を増やさない方法について歯科医に教えてもらいました。

洗浄方法によって歯ブラシに残る菌数が変わる

磨き終わった後の歯ブラシは、洗浄の仕方によって歯ブラシに残る細菌数に変化があるようです。

「歯ブラシには、口中の雑菌や歯垢(しこう)、食べかすなどの汚れがついていますので、どのような洗浄方法が効果的なのか調査してみました」と話すのは、エフコープ生活協同組合経営企画部の光安さんです。

「使用後の歯ブラシをそれぞれ10秒ずつ【流水ですすぐ】【コップの中ですすぐ】【流水ですすぎながら指でもみ洗いする】の3パターンでの細菌数を比較しました」(光安さん)

「口腔内の細菌数には個人差があるものの、今回の調査結果では『指でもみ洗い』が最も効果が高く、最も効果がなかったのが『コップの中ですすぐ』でした。

コップの中ですすぐと汚れた水が付着したままになるので、菌数が多くなったと考えられます」(光安さん)

また、洗浄後の歯ブラシの乾燥の仕方によっても、歯ブラシに残る菌数が変わってくるようです。

「洗浄後の歯ブラシに水分が残っている方が細菌が繁殖しやすくなることが分かっています。つまり、使用後の歯ブラシはより素早く乾燥させるのがポイントになります。

さらに、紫外線に当てると菌数が大幅に減少するので、週に1回ぐらいは陽当りの良い場所で紫外線に当てて殺菌すると良いと思います。ただし、日光はプラスチックを劣化させるおそれがあるので、長時間は避けてください」(光安さん)

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歯ブラシ保管のポイント

それでは、具体的にどのように歯ブラシを保管すれば良いのでしょうか。歯ブラシの細菌を増やさないポイントについて、恵比寿一丁目 小島デンタルクリニック(東京都渋谷区)の小島将太郎院長に伺いました。

「歯ブラシをていねいに洗っても細菌をゼロにすることはできません。大事なのは、歯ブラシについた細菌を増やさないようにすることです。そのためにいくつかのポイントをご紹介します」(小島院長)

(1)歯ブラシにはキャップをしない

キャップをすると湿気がこもり、細菌が増える原因となります。そのため、普段は歯ブラシにキャップをせず、湿気の少ない風通しの良い場所に保管しましょう。

(2)歯ブラシ同士を近づけて保管しない

歯ブラシ同士が触れると細菌を感染させるおそれがあります。歯ブラシスタンドなどを使って保管する際は、なるべく離して置くようにしましょう。

(3)1か月に1回は歯ブラシを交換する

歯ブラシを使う期間が長いほど細菌が増えていきます。1か月を目安に交換するようにしましょう。

梅雨〜夏にかけては、細菌の繁殖しやすい時季です。口腔内の健康を保つためにも、洗い方や保管方法などの歯ブラシのケアに注意したいですね。

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