その植物、絶対気をつけて。過去に嘔吐やけいれんなどの症状も…注意すべき身近な食用植物3選

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食用として人気の高い植物の中には、食べ過ぎると中毒を起こすものや、天然毒素を含んでいることがあるものなども潜んでいます。

この時期食べられている植物や、秋に旬を迎える植物の中から、注意が必要なものを3つ紹介します。

♢ユウガオ

7〜9月頃に食べ頃を迎え、かんぴょうの原料としても知られる「ユウガオ(夕顔)」。稀に有毒成分「ククルビタシン類」が多く含まれていることがあり、たびたび食中毒事故が起きています(厚労省の公式サイトより)。

2026年8月には、岩手県内でユウガオを喫食したことによる食中毒が発生。2025年7月には、長野県上田市のスーパーマーケットで購入したユウガオを調理して食べた夫婦が、およそ1時間後に吐き気などの症状に見舞われる事例が起きています。

ククルビタシン類が多く含まれるユウガオには「苦味」があります。調理前に少量を味見するなどし、苦味を感じるものについては食べないようにしましょう。

♢ギンナン

9月頃からを迎えるイチョウの実「ギンナン」は、秋の訪れを感じさせる人気の食材です。しかし、有毒成分「4’-メトキシピリドキシン」(4ʼ-O-メチルピリドキシンとも)が含まれており、一度に多く食べすぎると中毒症状が現れることがあります(東京都保健医療局公式サイトより)。

過去には、ギンナンを約7時間で約50個食べた1歳の男児が、およそ3時間後に全身性けいれんを起こした例や、60個を食べた41歳の女性が、4時間後から嘔吐・下痢・両腕の震えを起こした例も報告されています。

特に子どもは、ギンナンの食べ過ぎによる中毒に注意が必要です。また大人も一度に何十個も食べないように気を付けましょう。

♢ジャガイモ

春と秋の年2回、旬を迎えるジャガイモ。お馴染みの食材ですが、毎年のように全国でジャガイモによる食中毒が発生しています(農林水産省の資料より)。

ジャガイモは光が当たることで皮の部分が緑色に変色することがあります。緑色になった部分や芽には、天然毒素の「ソラニン」や「チャコニン」が多く含まれている可能性が高いとされています。

この天然毒素を多く摂取した場合、嘔吐、下痢、腹痛、めまい、動悸などの症状が引き起こされることがあるほか、重症化すると命を落とすこともあります。

ジャガイモを安全に食べるため、農水省は以下の5つを呼びかけています。

①芽が出ていたり、緑色になった部分があるジャガイモは、買わない。

②暗くて涼しい場所に保管する。

③購入・収穫を問わず、長期間保存せずに早めに食べる。

④芽や緑色の部分があったら、皮を厚めに剥いて取り除く。

⑤未熟で小型なジャガイモを多量に食べない(特に皮ごと食べるのは避ける)。

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