「家の外壁を這っている…」「家の木に大量におる」ーー。SNSでこんな声が相次いでいる“黄緑色”の虫。
刺されると、「電気が走ったような鋭い痛み」を感じるといい、注意が必要です。
虫の正体は?別名「電気虫」
この虫の正体は、ヒロヘリアオイラガの幼虫。
国立環境研究所や愛知県豊田市によると、体長は約20〜23mmで、ナマコ状の体型。体色は黄緑色で、背面に青色の縦帯があります。
様々な樹木・果樹に生息し、触れると激しい痛みを感じます。
虫ケアメーカー大手「アース製薬」によると、まるで電気が走ったような鋭い痛みであることから、別名「電気虫」と呼ばれているといいます。
刺された場所は赤くなり、しばらく痛むといい、SNS上でも「とんでもなく痛かった」「触れると電気が流れる」という声が上がっています。
深刻な被害報告もあります。
日本小児科学会の傷害速報によると、0歳10カ月の女児が2022年7月、保育園でヒロへリアオイラガの幼虫の死骸を口に入れてしまい、口の周囲や口唇、歯肉、舌に無数の毒針が刺さった事案が発生。
最終的に、全身麻酔下での摘除が必要となったそうです。
同学会は傷害速報の中で、幼虫が発生する時期(6〜7月、9〜10月)までに樹木を消毒することや、乳幼児の保育は樹木下で行わないことなどを呼びかけています。

1 時間前
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