梅雨明けの季節、集団発生する「不快害虫」をご存知でしょうか。
人体に影響を与える虫ではありませんが、SNSでは7月、「ここ最近で一番メンタルに来た」「ギャーイヤー」といった悲鳴が相次いで投稿されています。
自治体もこの不快害虫への注意を呼びかけています。
「不快害虫」の正体は…
この不快害虫の正体は、「ヤスデ」です。
神奈川県葉山町によると、ヤスデは有機物が多い湿った場所に生息する土壌動物。
農作物に被害を与えたり、咬む・刺すなどして人体に影響を与える虫ではありませんが、集団発生したり、家の壁を這ったりするため、不快害虫として知られています。
同町で確認されているヤスデの種類は、台湾原産の外来種「ヤンバルトサカヤスデ」とみられています。
日本では1983年、沖縄県北中城村で初めて生息が確認され、その後に分布を拡大。八丈島、徳島、埼玉、神奈川、高知でも局所的に確認されているそうです。
ヤンバルトサカヤスデは、一度定着すると繁殖力の強さから根絶が困難とされているため、「生息地から居住地域への移動を防ぐ」「生息域の拡大を防ぐ」の2点が対策として重要だといいます。
例えば、①落ち葉などを除去して暗く湿った場所をなくすこと②塀や壁に滑りやすい材質のものを貼り付けるーーといったものです。
また、屋内への侵入を防ぐには、扉などの隙間をテープでふさぐことも効果的で、発生してしまった場合ははたき落として集め、ごみ袋にまとめて漏れないようきつく縛るのが有効だとしています。
虫ケア用品大手「アース製薬」も、「ヤスデは特に梅雨明けの季節に多く発生する」と注意を呼びかけています。
SNSでは梅雨明けの季節の7月、“被害報告”が相次いでおり、「風呂場にでる」「また部屋に出た」「大量発生」「天井から降ってきた」「ズボンの中…」といった声が寄せられています。

9 時間前
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