「見つけたら通報して」“脚の先が黄色いスズメバチ”に環境省が警戒呼びかけ、生態系や農林業に被害の恐れ

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気温の上昇と共に、巣や家族を守るため凶暴化するといわれるスズメバチ。

7月10日にも、茨城県つくば市の遊歩道で小学生や高校生を含む15人が次々とキイロスズメバチに刺され、病院に搬送されたことが大きく報じられたばかりです。

このキイロスズメバチ以外にも、日本にはオオスズメバチ、クロスズメバチ、コガタスズメバチなど、さまざまなスズメバチが生息しています。

さらに近年、九州地方の自治体などが「見かけたら通報を」と呼びかけているのが、外来種の「ツマアカスズメバチ」です。

ツマアカスズメバチの特徴「脚の先が黄色い」

環境省の公式サイトによると、ツマアカスズメバチは中国・台湾・東南アジア・南アジアが原産で、脚の先が黄色いのが特徴です。

体は全体的に黒っぽく、アゴのあたりは黄色く、腹部は鮮やかなオレンジ色。サイズは女王が30mm前後、オスが24mm前後、働きバチが20mm前後で、主にミツバチなどの昆虫類を捕食します。

巣は樹木の高い位置に作ることが多く、在来のスズメバチよりも大きな巣を作るのも特徴。大きいものでは長径1mに達することもあります。

発見したら、地方環境事務所などに通報を

ツマアカスズメバチは、在来のスズメバチと同様に強い毒性を持ち、人に刺傷被害が及ぶ恐れがあります。

加えて、在来のスズメバチの減少や、捕食される昆虫の減少による生態系のかく乱のほか、飼育ミツバチへの攻撃による養蜂や受粉への被害といった農林業(養蜂)への影響が懸念されることから、国の「特定外来生物」に指定されています。

環境省や複数の地方自治体は、ツマアカスズメバチやその巣を発見した際に、市役所や地方環境事務所などへ情報を寄せるよう呼びかけています。

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