2015年来のBTC株離れ「強気相場再来の兆し」著名アナリスト予測

3 時間前 1

音声で聞く

この記事の要点

  • ウィリー・ウー氏、BTCと株式の乖離が2015年以来の水準と指摘
  • Bitwise・Grayscaleも株式相関低下と金相関上昇を報告

ウー氏「BTC・株の乖離は2015年来」

著名オンチェーンアナリストのウィリー・ウー氏は2026年9月6日、ビットコイン(BTC)と株式市場の値動きが大きく乖離し、2015年以来の水準までデカップリングが進んでいるとの見解を示しました。

同氏はGlassnode(グラスノード)の長期チャートをもとに、BTCと株式市場のデカップリングがこれほど進んだのは2015年以来で、当時はその後に2017年の強気相場を迎えたと振り返っています。

ウー氏は現在の相場について、BTCの流動性が強まる一方で株式市場には脆弱さの兆候が出始めているとの見方も示しました。

BTCと株式市場がこれほど大きく乖離するのは、2015年以来のことです。

あれから約10年。2015年当時も、今回と同様に両市場の値動きが大きく乖離しており、その後の2017年の強気相場につながる局面となりました。

2017年再来の兆しか、金との相関が6年ぶり高水準に

ウー氏が振り返る2014〜17年の相場推移

ウー氏は2014年から2017年までの相場を振り返り、2014年は株式市場が強気を維持する一方、BTCは株式と連動せず弱気相場に入っていたと説明しています。

2015年から2016年にかけては、株式市場が約2年間にわたって弱含むなか、BTCは独自の強気局面へ移ったとしています。

その後の2017年には株式市場も強気に転じ、BTCも上昇を強めて歴史的な高騰をみせました。

BTC・株相関の画像画像:ウィリー・ウー氏X投稿

ウー氏はこうした推移を現在と重ね、BTCの流動性が強まる一方で株式市場には脆弱さの兆候が出始めているとして、当時と似た展開になる可能性を指摘しました。

Bitwise「BTCはもはやテック投資ではない」

ウー氏がBTCと株式のデカップリングを指摘する一方、資産運用会社Bitwise(ビットワイズ)は、BTCと主要資産の相関に生じた変化を示すデータを公表しました。

同社で欧州のリサーチを統括するアンドレ・ドラゴシュ氏によると、BTCとゴールド(金)の過去90日間の相関は上昇を続け、2020年以来およそ6年ぶりの高水準に達しています。

これに対してBTCとナスダック100種株価指数の相関は1年ぶりの低水準まで下がっており、同氏は「BTCは単なるレバレッジをかけたテック投資だという主張は、もはや正しくないかもしれない」と指摘しています。

ドラゴシュ氏はこうした変化について、マクロ環境が厳しくなるほど投資家がBTCとゴールドを通貨切り下げへのヘッジとして区別しなくなり、そうした局面ではBTCが金の増幅版のように振る舞い始めているとの分析を示しています。

ビットコインの株離れは一時的か恒久的か

BTCと株式市場の連動低下については、Grayscale(グレースケール)も2026年8月、BTCと株式の相関が低下する一方で金との相関が高まっているとの分析を示しています。

同社のデータでは、BTCとナスダック100の90日相関が60%超から約33%まで低下した一方、金との相関は年初のほぼゼロから50%超まで上昇しました。

こうした相関の変化が一時的なものにとどまるのか、株式との連動低下や金との相関上昇がこの先も続くのかに、市場参加者の関心が集まっています。

>>関連の最新ニュース一覧はこちら

Source:ウィリー・ウー氏X投稿① / ウィリー・ウー氏X投稿②
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

記事全体を読む