超高額のW杯チケットめぐり、米司法当局が調査 FIFAに召喚状

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(CNN) サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会のチケットが天文学的な価格に上昇したことをめぐり、米ニューヨーク州とニュージャージー州の司法長官が調査に乗り出した。

ニューヨーク州のジェームズ司法長官とニュージャージー州のダベンポート司法長官は27日、共同で、ニュージャージー州メットライフ・スタジアムで開催される試合の価格設定について大会主催者である国際サッカー連盟(FIFA)に文書の提出を求める召喚状を発出すると発表した。

問題となっているのは価格と座席で、両氏は「ファンに購入した座席の位置について誤解を生じさせた可能性があり、FIFAの公式声明とチケット販売が価格高騰を招いた可能性がある」と述べた。

両氏はFIFAのチケット販売プロセスと、メットライフ・スタジアムの座席マップを調査する方針。座席マップについては、チケットが購入された後に変更されたと指摘している。当初、スタジアムはカテゴリー1から4の四つのゾーンに分けられており、番号が小さいほうが好条件だった。

しかしチケット販売が始まってからFIFAは「新たなゾーン」を設け、各カテゴリーの前方に区画を追加した。この新たなゾーンのチケット購入者らが「そのような座席から除外され、代わりにフィールドから遠かったりゴール裏だったりするなど条件の悪い座席に割り当てられた」との苦情がでている。

ニューヨーク州司法長官室の広報によると、召喚状は、出場国や各試合へのチケットの割り当て方法、各カテゴリーのチケット枚数に関する情報もFIFAに求めている。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、米国内で行われるグループステージの試合の場合、チケットの最低価格は60ドル(約9500円)だが、一部のわずかなものに限られ、最高は600ドルを上回る。決勝戦のチケットは1万990ドルに達した。

ファンはすでにこの高額ぶりに憤慨している。転売サイトでは200万ドルに達した決勝戦のチケットも含め価格が指数関数的に急騰した。

「チケット販売において正直であることは難しくない」とダベンポート氏は述べ、「しかしFIFAはワールドカップのチケット購入を混乱させ、希少性を偽り、法外な高値を突きつけた」と批判した。

FIFAはコメントを控えた。同連盟は以前CNNに対し、「価格設定戦略は幅広い価格帯とカテゴリーにわたるもので、各試合の市場需要を反映している」と説明していた。

ワールドカップ2026は米国、メキシコ、カナダが共催し、3カ国にまたがって試合が行われる。開幕は6月11日。

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