ローマ(CNN) イタリア北部のボローニャで、モロッコ人の男性が警察の拘束下で死亡した事案をめぐり、抗議活動が発生している。拘束時の映像はオンライン上で拡散。抗議活動の一部は暴力的なものとなった。
イタリアの検察当局がCNNに明らかにしたところによると、現在警察官2人と救急対応に当たった初期対応者4人が、過失致死の疑いで捜査対象となっている。亡くなったのは42歳の男性で、警察官に手錠をかけられて拘束された後に死亡したという。
男性は家族によりアブデラヒム・ファキールさんと特定された。家族は、ファキールさんが合法的な在留資格を有していたと話している。
拘束時の映像からは、ファキールさんが助けを求めて叫ぶ声が聞こえる。この時、少なくとも2人の警察官がファキールさんを地面に押さえつけている。この映像については、2020年に米ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが警察官による拘束に関連して死亡した事件と比較する声が上がっている。
検視局によると、今後司法解剖を通じてファキールさんの死因を特定する予定。
警察は捜査が継続中であることを理由に、今回の事案に関する詳細をCNNに明かすのを控えた。
しかし伊国営放送でCNN提携局のRAIに対しては、19日に現場へ出動した経緯について説明。それによると、「男性が騒ぎを起こし、叫びながらガレージのドアを蹴っている」との緊急通報を近隣住民から受けて現場に向かったという。

4 時間前
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