ロシア軍艦、英国沖で異例の実弾演習 バーナム新首相はウクライナ支援を表明

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ロンドン(CNN) バーナム英首相の就任初日となった20日、ロシア海軍の艦艇が英国沖で異例の実弾演習を実施したことが分かった。英国防省が明らかにした。

英メディアはこの艦艇を「ネウストラシムイ」と特定した。実施場所はイングランド南西部の港湾都市、プリマスの沖合約40カイリの公海上。

国防省の報道官はCNNの取材に対し、「英王立海軍は演習の全過程を監視した。引き続きこの艦艇の動向を注視しており、国の安全を守る用意はできている」と説明した。

演習が行われたのはバーナム氏の就任直後のタイミングで、英国沖でここ数カ月、ロシア海軍の活動が活発化する中での実施となった。英国は先月、英仏海峡でロシアの「影の船団」に属するタンカーを初めて拿捕(だほ)していた。

英国の新国防相に就任したストリーティング氏は21日、ロシアの行動を「示威行為であり無責任」と評し、「ロシアがこうした行動に出るのは初めてではない。有り体に言って、英国や同盟国が日々直面する脅威の氷山の一角に過ぎない」と語った。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は同日、ロシア艦の今回の動きについて問われ、バーナム氏のウクライナ支持の姿勢に触れた。

英首相の任命と21日の演習のタイミングに関連はあるかとの質問に、「何か含意を読み取る必要はない」としつつも、「英国の新首相が就任後最初に取った行動の一つは、ウクライナへの無条件の支持を表明することだった。したがって、これは可能な限り戦争を継続する英国の意向も示す」とコメント。「我々は間違いなく、この点を考慮に入れる」としている。

バーナム氏は20日、ウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談の際、ロシアに「圧力をかけ」続けると言明していた。報道官によると、バーナム氏はこの電話で、ウクライナ国民に対する英国の「断固たる決意」を再確認し、「ロシアへの圧力も含め、英国の姿勢に一切変化はない」と強調したという。

2022年にウクライナ全面侵攻を開始して以来、ロシア政府はウクライナ支援を巡り英国などに繰り返し警告してきた。

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