ベルギーの首都ブリュッセルの広場に、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を75万本のダリアなどで再現したフラワーカーペット(花のじゅうたん)が出現し、反響を呼んでいる。
日本とベルギーの国交樹立160周年を記念したもので、ユネスコ世界文化遺産に登録されている広場グラン・プラスで、8月13日から16日まで実施。赤やピンク、紫などの花で「神奈川沖浪裏」を再現し、大きさは横70メートル、縦24メートルだ。デザインを担当したのは京都芸術大教授のヒロ杉山さんで、100人以上のボランティアとともに花を植えたという。
北斎の「神奈川沖浪裏」は海外では「The Great Wave」と呼ばれており、フランスの作曲家ドビュッシーの「海」や、オーストリアの詩人リルケの「山」などのインスピレーションの源になり、ゴッホやモネなどの芸術家にも大きな影響を与えたとされる。今も北斎の作品は海外で高い知名度がある。
青から赤へと色を変えた「神奈川沖浪裏」に、SNSでは「大迫力」「これはお見事!」「サイケデリックな神奈川沖浪裏」「図面を考えた人すごい」などと驚きや称賛の声が広がっている。
2年に1度の祭典であるフラワーカーペットは今回が24回目で、日本がテーマに選ばれた。国交樹立150周年の際には、「花鳥風月」をベゴニアなどで表現した。

1 時間前
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