英仏海峡でボート火災、150人あまりの移民を救助

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(CNN) 英国とフランスを隔てる英仏海峡で4日未明、英国を目指すボートの火災が発生し、150人以上の移民が救助された。

フランス海事局によると、ボートのエンジンから出火して状況が瞬く間に悪化。フランスと英国の沿岸警備隊が157人を救助した。

フランス当局はこれに先立ち、3日夜から4日未明にかけて同じボートから5人を救助していた。移民を乗せた船の英仏海峡横断は危険が大きく、移民観測機関によれば2018年から25年の間に計162人が命を落としている。このため当局は3日にボートがフランスを出港した際、数隻の船舶を派遣して監視を続けていた。

今回、死者が出たとの報告は入っていない。

英国ではここ数年、小型ボートで海峡を横断する移民が政治問題となり、中道右派の保守党も中道左派の労働党も強硬な移民政策を打ち出している。極右政党リフォームUKの台頭を促す一因ともなった。

2018年以来、何万人もの人々が、必死の思いで亡命やより良い暮らしを求めて危険な横断を試みてきた。エリトリア、アフガニスタン、イラン、スーダンといった国の迫害や戦争から逃れた人も多く、大抵はほとんど航行に耐えられないようなゴムボートやディンギー、カヤックなどの船に過密状態で乗船している。

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