北京(CNN) トランプ米大統領を文字通りの「レッドカーペット」でもてなしてからわずか1週間足らず、中国の習近平(シーチンピン)国家主席は再び賓客を迎えることになった。しかも今回は、緊密な提携国だ。
ロシアのプーチン大統領は19日に北京に到着する予定。今回の公式訪問は、世界的な地政学的混乱の中で中ロ両国の連携を示すという明確な意図に基づいている。
中国とロシアはともに、トランプ政権下の対米関係の変化に対応しつつ、米国とイランの紛争の終結にどのような役割を果たすべきかを検討している。当該の紛争は世界の石油供給を混乱させている他、ロシアが長年抱えるウクライナとの戦争から米国政府の注意をそらしてもいる。
習氏がわずか1週間のうちに2人の世界的な指導者を迎えるという事実は、中国政府にとって重要な意味を持つはずだ。両指導者らは現在、自ら招いた解決困難な紛争に巻き込まれている。とりわけ中国政府は、トランプ政権によるイランとの戦争を利用して、責任ある世界的リーダーの代替として自国をアピールしてきた。
今回のプーチン氏の中国訪問は、20年以上にわたる大統領在任期間中25回目となる。この間、中国とロシアは貿易、安全保障、外交の分野で協力関係を強化してきた。その背景には、米国に対する共通の不信感と、プーチン氏と習氏の明らかな個人的親近感がある。40回以上会談している両者は常々互いを「親愛なる友人」あるいは「旧友」と呼び合っている。
今回の訪問は国家レベルの訪問のため、プーチン氏は先週のトランプ氏と同様、レッドカーペットや軍楽隊の演奏など、盛大な歓迎を受けると予想される。
プーチン氏は、中国訪問に先立って恒例となっているメッセージの中で、ロシアと中国の関係が「真に前例のないレベル」に達したと称賛した。
訪問に先立ち、中国国営メディアは「激動の国際情勢」における両国の「揺るぎない」絆を称賛する記事を掲載した。

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