米軍制服組トップ、イラン戦争からの「出口を模索」か 軍事的選択肢が限られる中

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(CNN) 米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長はここ数週間、トランプ大統領の他の主要顧問に対して内々に、イランとの戦争の出口を見つける必要性について明言していることが分かった。事情に詳しい情報筋3人が明らかにした。

検討対象に挙がっている紛争をエスカレートさせる軍事的選択肢は裏目に出る恐れがあること、空軍力だけではトランプ大統領の掲げる目標の達成が困難とみられることが理由だという。

情報筋の1人は単刀直入に、「ケイン氏は出口を探している」と語った。

戦争が岐路に差し掛かっているとの見解はケイン氏だけのものではない。情報筋のうち2人によると、ケイン氏は紛争をエスカレートさせる軍事的選択肢への懸念について話し合った際、ラトクリフ中央情報局(CIA)長官やルビオ国務長官、バンス副大統領を含む他の主要閣僚に、イランとの戦争からの出口を模索する可能性を提起したという。

ケイン氏はトランプ氏との会談に先立ち、省庁間の連携を円滑にして足並みをそろえるため、考えが近い主要顧問数人と非公式に協議した。情報筋によると、協議の目的は地上部隊投入を伴わない選択肢を含め、利用可能な軍事的選択肢の限界や落とし穴について明確にすることだったという。

情報筋の1人はケイン氏がトランプ政権の他の国家安全保障担当の高官と交わした議論について、「これが軍を守る彼なりのやり方なのだと思う」と語った。

トランプ氏はイランへの地上部隊派遣には一貫して消極的で、空爆でイランを合意に追い込めるとの考えを示唆してきた。最近の議論の内容に詳しい複数の情報筋によると、ケイン氏や政権の他の閣僚は、空爆が奏功する可能性は低いとの見方を内々に示しており、代わりにトランプ氏が設定した条件の範囲内で他の選択肢を模索しているという。

建物への攻撃で煙が立ち上る様子=3月1日、イランの首都テヘラン
/Atta Kenare/AFP/Getty Images
建物への攻撃で煙が立ち上る様子=3月1日、イランの首都テヘラン /Atta Kenare/AFP/Getty Images

ケイン氏の広報担当者はこの記事に関するCNNのコメント要請に対し、「議長が大統領や国防長官、その他の高官と交わした機密の会話については言及しない。会話の内容を知らない匿名の情報筋による、特定の思惑を持った解釈についてもコメントしない」としている。

ホワイトハウスの当局者はトランプ氏の国家安全保障チームに対するケイン氏の貢献をたたえ、「ケイン大将はトランプ大統領の国家安全保障チームにとって計り知れない財産であり、『壮大な怒り』や『真夜中の鉄槌 ( てっつい)』、『断固たる決意』の各作戦が圧倒的な成功を収めた事実が、それを雄弁に物語っている」と語った。

この当局者は「ケイン大将は常に、正確で偏りのない情報と豊富な選択肢を最高司令官に提供している。最高司令官は最終的に、米国の国家安全保障にとって何を最善とみなすかに基づき決定を下す」と言い添えた。

国務省とCIAはコメントを控えた。

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