(CNN) 殺人罪で服役中だった受刑者が、徒歩および盗難車2台を乗り継いで逃走した事件で、9日間にわたり3州にまたがって展開された追跡劇は、4日に幕を閉じた。テネシー州の刑務所から脱走したこの受刑者は、ミズーリ州で車が泥にはまり、身柄を確保された。
AP通信によると、ジェイコブ・モーリー受刑者は、同僚のコーディ・バーチフィールドさんを殺害した罪で終身刑に服していた。バーチフィールドさんは2022年2月に行方不明となり、数週間後にモーリー受刑者の自宅下の箱の中から遺体で発見された。モーリー受刑者は、第1級殺人、加重住居侵入、証拠隠滅、逮捕逃れ、器物損壊の罪で有罪判決を受けていた。
28歳の同受刑者は、テネシー州北西部の小さな町ティプトンビルにある「ノースウェスト矯正複合施設」で服役していたが、10月25日に脱走した。
テネシー州捜査局(TBI)によると、脱走から1週間以上が経過した頃、寄せられた情報をもとに捜査員がイリノイ州マリオン郊外の狩猟キャンプ地にある小屋を調べたところ、盗難車が発見された。現場からは、盗難を謝罪し、モーリー受刑者がその場にいたことを示す手書きのメモが見つかった。
警察は車両追跡システム「FLOCK(フロック)」のカメラを活用し、モーリー受刑者が盗難車でミズーリ州道291号線を南下していることを突き止めた。その場所はマリオンから約480キロ以上離れていた。州および地元の法執行機関が包囲網を狭め、追跡は終結した。
州のハイウェイパトロールによると、3日の午前11時半ごろ、モーリー受刑者は車で道路から外れようとした際に泥にはまって動けなくなった。その後、ミズーリ州カンザスシティーの北東約80キロに位置するキャロル郡で、州警察の隊員によって身柄を確保された。
テネシー州矯正局(TDOC)にとって、ここ数カ月は波乱の時期となっている。モーリー受刑者が脱走する前の10月21日には、ナッシュビル総合病院からグレゴリー・レッデン受刑者が脱走する事態が起きていた。63歳のレッデン受刑者は、後に身柄を確保された。9月にはクリスタ・パイク死刑囚の死刑執行の失敗で、厳しい批判にもさらされている。この責任を取り、フランク・ストラダ局長は辞任した。

6 時間前
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