米アンソロピックが上場へ AIの安全性巡る懸念が高まる中で

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(CNN) 米AI(人工知能)開発企業アンソロピックは26日、新規株式公開(IPO)を申請した。史上最大級の株式上場となる可能性がある。同社は急成長する事業の詳細を明らかにする一方、事業を揺るがしかねない数多くのリスクについても警告した。

アンソロピックが米証券取引委員会(SEC)に提出した申請書類により、早ければ11月16日にも株式を公開し、市場での取引を開始する見通し。報道によると、IPOによる同社の評価額は最大2兆ドル(約315兆円)に達する可能性があり、実現すれば世界最大級の上場企業の一つとなる。

同社の株式はティッカーシンボル「ANT」で、ナスダック市場に上場する予定。

サンフランシスコに本拠を置く同社は、売り出す株式数や価格を明らかにしていない。これらは上場までの数週間で決定されるという。

アンソロピックの創業者らは申請書類の中で、投資家候補に宛てた書簡を掲載し、AIがもたらす価値についての展望を示すとともに、同社が事業上の重大なリスクと考える要因を明らかにした。リスクには、他のAI開発企業との競争から「人類に壊滅的な被害をもたらす、あるいは人類の存亡を脅かすリスク」まで、幅広いものが含まれる。

今回のIPO申請書類からは、こうした懸念や不確実性がある中で、アンソロピックが自社の事業の将来をどう見据えているかがうかがえる。

2026年上半期の売上高は前年同期比1300%増の163億ドルに達した。同社の事業は、企業によるAIシステム「クロード」の利用に大きく依存している。法人顧客は1万4000社を超え、そのうち約250社が年間1000万ドル以上の売上高に貢献しているという。

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