キーウ(CNN) ポーランド軍によると、この飛翔体はルブリン県タルナバ・コロニア村近くの未開発地域に墜落した。ポーランド警察は、住民から大きな爆発音を聞いたとの通報を受けたと述べた。
ポーランドはこれに先立ち、ロシアによるウクライナ攻撃を受けて戦闘機を緊急発進させたと発表していた。ウクライナ各地の広範囲を襲ったこの攻撃では、子どもを含む少なくとも8人が死亡し、複数人が瓦礫(がれき)の下敷きとなった。
ロシア国防省は30日、SNSテレグラムに投稿した声明で、ウクライナ各地の軍事施設に対し、「陸・海・空からの長距離精密兵器」および攻撃用ドローン(無人機)を用いた「大規模攻撃」を実施したと発表した。
ポーランド軍は、防空システムがウクライナ西部上空で少なくとも十数発のミサイルを確認したと述べた。それらはポーランド領空に対する潜在的な脅威になっていたという。
ポーランドに墜落した正体不明の物体がロシアのミサイルだったのかどうかは、現時点では不明。しかし、仮にロシアによる攻撃が北大西洋条約機構(NATO)加盟国の領土深くまで及んでいたとすれば、ロシアによる長年にわたる対ウクライナ戦争のさらなる激化と受け止められる危険性がある。
ポーランドは、ロシアによるウクライナ西部への攻撃に対応してたびたび戦闘機を緊急発進させてきたが、ロシアの攻撃がポーランド領内に入ることは少なかった。昨年9月には、NATOの戦闘機がポーランド領空を侵犯した複数のロシア製ドローンを撃墜し、ロシア側の行動を「極めて危険な行為」だと非難した。
2022年11月には、ウクライナの防空ミサイルが意図せず国境から約6.4キロ西にあるポーランドの村に着弾し、2人が死亡した。

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