(CNN) 欧州では今夏、例年より多くの山火事が発生している。猛暑によって植生が極度に乾燥し、景観全体が火口箱のような状態になったためだ。
ひとたび火花が飛べば、植生が非常に乾燥しているため炎はより容易に燃え広がる。この状況は、冬に十分な雨が降って新たな植生が育ったことで一段と悪化した。延焼の原因となる可燃物が増えたことを意味するからだ。
欧州森林火災情報システム(EFFIS)のデータによると、欧州大陸で今年焼失した土地の面積は、同時期の年平均と比較して大幅に増えている。それでも7月22日時点で、大陸全体での焼失面積は昨年の同時期をわずかに下回っていた。昨年は観測史上最悪の年だった。
一方で、フランスでの状況は前例のないものとなっている。EFFISによると、今年国内で記録された山火事はすでに300件超と、年間平均の93件を大きく上回る。
気候危機はより高温で乾燥した気象条件をもたらしており、山火事シーズンがさらに激化する土台を作っている。川や湖、土壌から水分が奪われ、乾燥した地形が生み出されるからだ。
仏気象機関メテオ・フランスによると、同国の土壌水分は夏のこの時期としては過去最低となっており、観測史上最低水準にも近づいているという。

1 時間前
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