「東京ばな奈の苺味?」韓国で激似スイーツが大行列も…“パクリ疑惑”で百貨店は即中止。本家に聞いた

5 日前 5

韓国のスイーツブランド「東京ベリー」の商品が、日本の定番土産「東京ばな奈」にそっくりだとして、韓国で物議を醸しています。

東京ベリーは、生の苺やみかんなどを包んだ大福を販売する韓国のブランド。ロッテ百貨店や新世界百貨店などでポップアップストアを展開していました。

話題になったのは、そのパッケージです。

東京ばな奈と東京ベリーを並べてみると、中央に果物のイラストを配置した箱の構図やロゴ、英字の字体や文字間隔など、似た印象を受けます。韓国メディアも両商品のパッケージを並べて紹介し、デザインの類似性を指摘しています。

「東京ばな奈の新商品かと思った」

韓国で、東京ベリーを「東京ばな奈」と関係のある商品だと思った人は少なくなかったようです。

韓国の民放テレビ局・SBSによると、東京ベリーは「東京ベリーが韓国でオープンしました」といった表現を使用していたほか、ポップアップでは商品を「日本でも入手が難しい」と紹介していたといいます。

前述のポップアップストアは人気を集め、行列もできていました。行列を見て購入した人もいたといい、消費者から「東京ばな奈から新しい苺商品が出たと思った」「公式サイトを検索して、初めて別ブランドだと知った」といった声が上がったと報じています。

百貨店は追加のポップアップを中止

東京ばな奈と東京ベリーが「酷似している」などと物議を醸したことを受け、販売していた韓国の百貨店側は対応に動きました。

SBSなど複数の現地報道によると、ロッテ百貨店釜山本店は、東京ベリーについて今後追加のポップアップを開催しない方針を示し、開催中だったポップアップについても早期終了を検討。

さらに韓国ヘラルド紙は、百貨店関係者の話として、今後予定されていた東京ベリーのポップアップはすべて中止になったと報じています。

また、騒動が広がった後、東京ベリーは公式SNSの宣伝投稿の多くを非公開にしたと報じられています。

東京ばな奈側に聞いた

「東京ばな奈」は1991年に誕生した東京土産の定番商品です。

7月末、韓国ヘラルド紙は、東京ばな奈を運営する株式会社グレープストーンが「関係部署にこの問題を共有し、現在詳細を確認している」と現地メディアに回答したと報じています。

それから約2週間後、ハフポスト日本版はグレープストーンに、その後の確認状況や、「東京ベリー」側への申し入れ、法的措置を含めた今後の対応について尋ねました。

同社からは、「本件の取材につきましては、恐れ入りますがお受けいたしかねます。また、コメントも差し控えさせていただきます」との回答がありました。

現時点で、東京ばな奈側が東京ベリーに対して何らかの申し入れを行ったのか、今後対応する予定があるのかについては明らかになっていません。

記事全体を読む